髪を自然乾燥するとはげるという噂を聞くと、
ドキッとする人もいるかもしれません。
私もそのひとりなのですが、
カラーやパーマをしていると髪が傷むので、
ドライヤーで乾かさないほうが、
髪にいいのかなと思うこともあったり。
でも、髪を自然乾燥するデメリットが多いと知ると、
髪の毛にとって本当に良い方法が、
よくわからなくなってしまいました。
この記事では、髪の毛を乾かすには、
自然乾燥がいいのかドライヤーがいいのか、
本当に髪を自然乾燥するとはげるのかなど、
調べたことをまとめています。
髪を自然乾燥するとはげる理由は?臭いやフケも増える?
髪の毛は洗ったらタオルドライして、
すぐにドライヤーでに乾かした方がいいとは、
よく聞くヘアケアの方法ですよね。
でも、学校や仕事で疲れた日や
ついつい夜更かししてしまったら、
良くないとわかっていても面倒くさくなって、
そのまま寝てしまう日もあったりします。
でも、どうして髪の毛を自然乾燥させると
髪によくないとかはげるなんて言われるのでしょうか。
ちょっと不思議なので、
理由を調べて下記にまとめてみました。
髪を自然乾燥すると良くない理由・はげるは本当?
ドライアーを使わずに髪を自然乾燥させると聞くと、
髪に熱が加わらないので、髪が傷まないんじゃない?
自然乾燥のほうがダメージが少なくて、
髪の毛には良さそうな気もしますよね。
でも、調べてみると意外とデメリットもあって、
とくに頭皮には良くないようなので、
自然乾燥ははげると言われるのかもしれません。
キューティクルは髪の毛をコーティングしてくれていますが、
ドライヤーで乾かさずに自然乾燥すると濡れたままの状態が長くなり、
キューティクルが開いている状態が続いてしまいます。
キューティクルが開くと、髪の毛の内部はダメージを受けやすいので、
結果的に髪の毛が傷みます。
【雑菌が繁殖する】
髪の毛を長時間濡れたままにしておくと、頭皮の臭いの原因になります。
雑菌によってかゆみや湿疹も増えるので、フケも増えることになります。
【血行が悪くなる】
髪の毛が長時間濡れたままの状態でいると、頭皮が冷えて血流が悪くなり、
はげや薄毛の大きな原因になります!
髪の毛を自然乾燥させるには時間が必要なので、
長時間髪を濡れたままにしておくことになりますよね。
そうなると、直接すぐはげるわけではなくても、
頭皮に悪影響を与えていることになるので、
はげる原因に繋がる可能性はあるといえますね。
ただ、自然乾燥のせいではげるかどうかの
因果関係を実証するのは正直難しそうな話。
私はドライヤーを使わずに寝てしまうこと増えてくると、
翌日は頭皮がいつもよりかゆくなる傾向が……。
なので、調べていくと自然乾燥のせいかもしれないし、
今後はドライヤーで乾かしたいと思いましたね。
髪を乾かすのは自然乾燥とドライヤーどっちがいい?
髪を乾かすのに自然乾燥をすると
髪の毛にメリットがあるというより、
デメリットが多いこともわかりました。
ただ、それでも調べていると、
自然乾燥の方が髪に良いという意見も
ちらほら見かけるんですね。
なので、髪を乾かすには自然乾燥がよいのか、
ドライヤーがよいのか、その理由について、
メリットとデメリットを調べてまとめてみました。
髪を自然乾燥させるメリットとデメリット
自然乾燥で髪の毛を乾かすと
ドライヤーによる熱のダメージは防げますが、
キューティクルが開いた状態が続くので、
逆に髪が傷みやすい状態になっています。
ただ、ベリーショートなどのかなり短い髪型の場合は、
濡れた状態でいる時間も短いので、
自然乾燥でもミディアムヘアやロングヘアほど、
頭皮や髪の毛への影響は少ないと考えられますね。
髪をドライヤーで乾かすメリットとデメリット
ドライヤーで髪を乾かすには、髪が長ければ長いほど、
時間がかかってしまって面倒な作業と思われがち。
ですが、丁寧にドライヤーをかけることで、
髪がスタイリングしやすくなり、艶も出てくるので、
結果的に髪のダメージ予防に繋がるともいえますね。
髪が乾く時間の目安は?【自然乾燥とドライヤー】扇風機は使える?
髪が乾く時間の目安を、私の場合で説明していきます。
私の髪の長さはミディアムからロングでくせ毛、
毛量は太めで多いですが、減らすようにカット。
なので、ショートだと実際にはどれくらいで乾くか、
最近の経験からはわからなかったのですが、
実際にかかった時間をご紹介しますね。
【自然乾燥】
ミディアム→4時間以上
ロング→5時間以上
※結局寝てしまうので、
正確な時間までお伝えしきれず申し訳ありません(T_T)
【ドライヤー】
ミディアム→5分から10分
ロング→10分から15分
上記は私の髪が完全に乾くまでの時間なので、
個人差がありますが、参考になさってください。
タオルドライをどれだけしているかや
ドライヤーの風量や毛量でも変わってきます。
ドライヤーの場合だと、ショートは3分、
ミディアムは5分、ロングは7分程度が髪を乾かすには、
ダメージが少ない目安となるようです。
そうなると私は髪の毛が多いせいか、
平均より少しドライヤーをかける時間が長いので、
タオルドライの時間が短いのかもしれません。
髪をドライヤーで乾かす前には、
タオルドライはしっかりという意見が多いので、
ちょっと気をつけたいポイントかと思います。
また、髪を乾かすのに扇風機が使えるかどうかですが、
扇風機を使うこと自体に問題はありません。
ただ、扇風機の風は熱くはないので、
髪を乾かすまで自然乾燥のように時間がかかるし、
あまりメリットがある方法とは言えないですね。
髪にパーマをかけたら自然乾燥とドライヤーどっち?パサパサしないのは?
パーマをかけたとき、すぐにとれてしまいそう……、
心配だから自然乾燥という人もいるかもしれません。
多くの美容師さんの意見を聞くと、
ドライヤーで乾かした方がいいという回答が圧倒的に多数。
私の特徴のあるくせ毛を10年以上カットしてくださる
ベテランスタイリストの美容師さんも、
『髪はパーマをかけてもドライヤーで乾かしてください!』
という意見で、自然乾燥はNGとのことでした。
ドライヤーと自然乾燥なら、どちらがパサパサしないかは
季節と温度や湿度、髪質にもよるので断言するのは難しいですね。
ただ、パーマの場合の乾かし方のポイントはあります。
パーマをかけたときの髪の乾かし方は、
ホットパーマとコールドパーマで少し違います。
ホットパーマ(デジタルパーマ)は、
乾いているときの方が丸みが出やすいのでしっかり乾かします。
コールドパーマ(一般的なパーマ)は、
少しだけ濡れているときの方がカールが強く出るので、
ある程度乾いたら後は自然乾燥でもOK。
パーマのスタイリングは、ドライアーで一旦乾かして、
霧吹きなどで少しずつ濡らしていく方が失敗しませんね。
ちなみに、私のようなくせ毛の人も、
髪が乾いたときに強く出る人と、
少し濡れているときに強く出る人と個人差があるそうです。
私の場合は、髪の毛を自然乾燥させてしまうと、
翌朝は、くるくるのくせ毛全開モードになるのですが、
コテが不要になるのでまとめ髪には便利だったりします。
くせ毛の人は一度試してみるのも面白いかもしれません。
髪を自然乾燥させるのは海外だと普通?
海外のセレブが一時期、
『髪は自然乾燥させている』と言って、
日本でもマネする人がいるようですが、
髪質が違うので安易にまねしても髪には良くないです。
海外の女性の考え方は、髪が傷む原因として、
ドライヤーの熱を挙げているので、
ドライヤーを使わないことが多いようです。
ただ、外国人は日本人に比べて髪が細い人が多く、
自然乾燥でも日本人より乾きやすく、
自然乾燥派の人が増えているのではないかと思います。
また、空気が乾燥しやすい地域も多く、
生活環境も関係しているといえとも考えられます。
髪や頭皮のことを考えて、毛量が少ない人はとくに、
はげるかどうかは気になるもの。
私は自然乾燥のせいで頭皮がかゆくなる傾向にあるので、
自然乾燥よりドライヤーで乾かすのがおすすめ。
個人差はありますが、日本で暮らす日本人なら、
ヘアケアの観点から見てもドライヤーが良いと思うので、
艶髪を保つために私はドライヤーを利用していますね。