スポンサーリンク

イカスミの汚れの落とし方は?墨の応急処置と9つの対処法

イカスミの汚れの落とし方 応急処置と9つの対処法洋服のお直しとクリーニング

イカスミと言えば、私が思い浮かべるのは、
食いしん坊なのでパスタ。

墨汁をぶちまけたかのような見た目とは裏腹に、
味は美味しいので歯を真っ黒にしてでも、
ときどき食べたくなるんですよね。

でも、イカスミって服についたら落ちなくて、
ちょっと困ってあたふたることもあります。

しかも、パスタにはオリーブオイルがたくさん使われているので、
油汚れも加わってさらに厄介なことに……。

この記事では、イカスミの汚れの落とし方について解説しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

イカスミの汚れの落とし方【応急処置】

外出中にイカスミの汚れがついたことに気づいたけど、
すぐ洗濯できないことはよくあること。

そんなときは、必ず応急処置だけはしておきたいもの。

なぜかというと、イカスミの成分にはタンパク質が含まれているので、
時間が経過すればするほど、汚れは固まって落としにくくなるんです。

応急処置のやり方

まず、食べこぼしの場合は、
ティッシュペーパーで固形物は除去します。

そのあと、汚れや染みの裏側にハンカチやタオルを当て、
表側から水で濡らしたタオルやテッシュを押し当てます。

このとき、こすらないでを汚れを移し取るように吸い取ってくださいね。

ゴシゴシこすると汚れが返って広がって、
さらにイカスミの染みが落ちにくくなるので要注意ですよ。

タンパク汚れは乾燥すると固まる性質があるので、
濡らした状態を洗濯するまで維持できれば、
そのほうが汚れは落ちやすいです。

基本のイカスミの汚れの落とし方

イカスミの汚れを落とす前に、
イカスミの成分を知っておくと、
効率よく染み抜きすることができますよ。

『敵を倒す前に敵を知る!』
これって、洗濯の上でも大切ですね。

イカスミの成分とは?

イカスミの成分を知ると、
対処法や落とし方と使う洗剤も変わってきます。

そんな、イカスミの主な成分とは、
タンパク質と脂質に糖、それからメラニン。

イカスミのあの黒い色の正体は、
顔に出てくるシミや髪の毛の黒い色素と同じ
メラニンだったんですね……。

なので、イカスミの汚れが落ちにくいのは、
メラニンとタンパク質が一番の原因。

メラニン色素は水に溶けないんですが、
実はアルカリには弱く溶ける性質。

また、タンパク質は乾燥すると固まり、
一度固まると汚れが落ちにくくなる性質があります。

使えるものや洗剤

イカスミの成分を考慮して、汚れを落とすには、
汚れが固まる前にアルカリ性の洗剤で洗濯するのがベター。

アルカリ性の洗剤は衣類の色落ちが心配という場合は、
弱アルカリ性の洗剤や重曹を使用する方がいいですね。

イカスミの汚れ落としに使用できるものはこちらです。

・海水
・台所用洗剤
・重曹
・ご飯粒
・大根おろし
・ご飯つぶ
・キッチンハイター(塩素系漂白剤)
・セスキ炭酸ソーダ
・酸素系漂白剤+クエン酸

意外なものが多くてちょっと驚きですが、
自宅のキッチンで用意できそうなものもあるので、
試してみる価値はありますよ。

基本のやり方と手順

基本のイカスミの汚れの落とし方のやり方と手順は、
前に説明した通り9パターン!

まずは、自宅でやりやすい方法から試してみてください。

1.塩水(海水)
【用意する物】
塩水(海水と同じくらいの塩分濃度ならOK)
歯ブラシ
タオル・布巾などの布
洗面器・バケツなどの入れ物
【手順】
洗面器やバケツで塩水つくり、イカスミが付着した部分を浸けて30分ほど放置。
イカスミの汚れを手で優しく揉み洗いするか、歯ブラシで軽くこすり洗いをする。
そのあとで、通常通り洗濯をする。

海水や塩水がイカスミの汚れに効果的なのは、
アルカリ性の性質を持っているから。

最近はイカ釣りも流行っているので、
海の上でイカスミをかけられた場合は、
とりあえず海水で洗うとエコでいいですね。

2.台所用洗剤
【用意する物】
台所用洗剤(アルカリ性のもの)
歯ブラシ
タオル・布巾などの布(あて布用)
【手順】
イカスミの汚れ部分に、台所用洗剤を直接付ける。
衣類の裏にあて布をし、イカスミの汚れの表面から歯ブラシを使って軽くたたく。
汚れをあて布に移し取れたら、通常通り洗濯をする。

台所用洗剤はオーソドックスですね。
一般的な洗濯の方法ですが、歯ブラシはゴシゴシやらずに、
汚れを移す感覚で使うのがポイントです。

ちなみに、私は知らずにゴシゴシやりすぎて、
汚れを広げただけという失敗をしたことがあるので、
注意してくださいね。

3.重曹
【用意する物】
重曹
歯ブラシ
洗面器
【手順】
洗面器に重曹水を作り、イカスミの汚れ部分を重曹水に浸け3、0分ほど放置。
※重曹水は水100mlに対して重曹小さじ1杯(5g)程度で作れます
イカスミの汚れを手で優しく揉み洗いするか、歯ブラシで軽くこすり洗いをする。
そのあとで、通常通り洗濯をする。

重曹は掃除に洗濯と家事の万能薬。

直接ふりかけたり溶かして使ったり、
ペースト状にしたりもしますが、
イカスミの汚れには、重曹水の漬け置きが推奨されている様子。

私は、せっかちなので重曹ペーストを利用したこともありますね。

4.ご飯粒
【用意する物】
ご飯粒
台所用洗剤
【手順】
ご飯粒と台所用洗剤をよく混ぜ合わせ、イカスミの汚れ部分に塗布して手で揉み洗いする。
そのあとで、通常通り洗濯をする。

ご飯粒が利用できるなんて知らなかったので、
今度試してみたい方法ではあります。

ただ、私はお米をあまり食べないので、
ご飯がいつもあるという人向けの方法ですね。

スポンサーリンク
5.大根おろし
【用意する物】
大根おろし(大根は10cm程度の量でOK)
台所用洗剤
ガーゼまたは薄い布
タオル・布巾などの布(あて布用)
【手順】
洗う直前に、適量の大根をおろしておく。
衣類の裏にあて布をする。
ガーゼ(薄い布)で大根おろしを大さじ1杯ほど包み、シミをやさしくトントンと叩く。
イカスミの汚れがあて布に移ったら、台所用洗剤で軽く洗う。
そのあとで、通常通り洗濯をする。

大根がタイムリーに冷蔵庫になかったり、
大根おろしを作るのが面倒なため、
一番やらない方法だと思いますが……。

なぜ、大根おろしでイカスミ汚れが落とせるかというと、
大根に含まれるアミラーゼという酵素が、
汚れを分解する力を持っているから。

タンパク質を分解できる働きがあるので、
イカスミのタンパク質汚れにも有効なんですね。

6.酸素系漂白剤
【用意する物】
酸素系漂白剤
台所用洗剤
【手順】
酸素系漂白剤と台所用洗剤をよく混ぜ、イカスミの汚れ部分に塗布する。
つけたまま一晩つけておき、翌朝に通常通り洗濯をする。

台所用洗剤でも汚れ落ちしますが、臭いが気になる場合は、
消臭も兼ねて酸素系漂白剤を使うのもアリです。

塩素系漂白剤より弱いので、色柄物にも使用できますね。

7.キッチンハイター
※この方法は白い衣類のみを推奨しています。
漂白力が強いので色柄物は色落ちの恐れがあり、使用は控えてください。
【用意する物】
キッチンハイター
【手順】
イカスミの汚れ部分にキッチンハイターをふりかけ、30分くらい漬け込む。
衣類をお湯で洗い流して、そのあと通常通り洗濯をする。

塩素系の漂白剤の力は強力なので、
私は何度か衣類の布地を傷めてしまったことも。

色落ちが心配なので、白ものの衣類にしか使えませんが、
食器やキッチングッズにイカスミがついて、
台所洗剤では落ちないというときには有効ですよ。

8.セスキ炭酸ソーダ
【用意する物】
セスキ炭酸ソーダ
洗濯ネット
【手順】
イカスミの汚れ部分にキス炭酸ソーダをふりかけ、
洗濯ネットに入れて通常通り洗濯をする。

セスキ炭酸ソーダも手に優しい万能な家事洗剤。

トロナ鉱石からできた天然成分になるので、
手荒れの心配は少ないと激落ちくんのサイトでも確認済み。

それに、アルカリパワーが重曹のなんと10倍!

水に溶けやすくてスプレー液も簡単に作れるので、
霧吹きに常時しておくと重宝しますよ。

9:セスキ炭酸ソーダ+液体酸素系漂白剤+クエン酸
【用意する物】
セスキ炭酸ソーダ
液体酸素系漂白剤
クエン酸
歯ブラシ
タオル・布巾などの布
ドライヤー
【手順】
セスキ炭酸ソーダと液体酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて、ペースト状を作る。
ペースト状になったものをイカスミの汚れ部分に塗布し、歯ブラシでやさしくトントン叩く。
トントンしながらペースト状にした洗剤を浸透させ、ドライヤーで加熱する。
仕上げに、クエン酸水を洗剤が浸透したシミの上からかけてアルカリ性を中和させる。
そのあとで、通常通り洗濯をする。

どうしても、イカスミの汚れが落ちないときに試したい方法ですが、
使うものが多くて、ちょっと面倒に感じます。

また、混ぜては危険な洗剤は、とくに注意してください。

たとえば、塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜて使うと、
塩素ガスが発生します。

この塩素ガスは独特の刺激臭があるのですが、
吸い込むと目や口や呼吸器などの組織に影響し、
大量に吸えば中毒症になってしまいます。

なので、必ず換気ができるような、
風通しの良い場所で染み抜きをしてくださいね。

クリーニング店に依頼する

どうしても自宅でイカスミ汚れが落とせないときは、
一旦あきらめてクリーニング出すことも検討してください。

時間が立ってしまったものは専門店でも難しいかもしれないので、
必ず相談のしてから、お願いしたほうがトラブルを避けられます。

クリーニングは宅配でらくちん♪「リネット」

イカスミの落とし方のまとめ

イカスミの汚れ落としは、応急処置したあとで、
なるべく乾燥させずにすぐに洗濯するのがポイント。

出先でイカスミの汚れがついてしまったら、
汚れをティッシュなどに移して、
なるべく濡れたままにしておけたらベターです。

少しでもシミを薄くしておけば、
自宅に帰ってからの洗濯が楽になりますよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事を書いた人
みにー

はじめまして、食べることとファッションが好きな小柄女子・管理人の【みにー】と申します。身長145cm、体重はごにょごにょ(笑)ちょっとぽっちゃり体型でしたが、最近ダイエットして-3kgを達成!ダイエットや低身長でもバランスよく見えるコーデと洋服のお直しとサイズの調整方法を中心にご提案しています。

みにーをフォローする
洋服のお直しとクリーニング
みにーをフォローする
低身長のコーデ&食べるの大好き女子のファッションとダイエット
タイトルとURLをコピーしました