電気あんかは体に悪いという話を耳にしたので、
面倒ですが湯たんぽに戻すか真剣に悩んでしまった私。
冬の暖房器具として電気代が気になる人は、
電気毛布より電気あんかを使っている人も多いですよね。
電気あんかは、ちょっとレトロな感じもしますが、
今でもニトリやカインズにヤマダ電機とヨドバシなどで、
ちゃんと販売されていますし、それなりに人気あり。
この記事では、便利で電気代も安い電気あんかが体に悪いのかどうか、
調査した結果と捨て方やおすすめのタイプまでご紹介しています。
電気あんかが体に悪いって本当?
電気あんかが体に悪いと聞いてから気になって、
どうしてなのか不思議と気になって調べてみました。
おそらくですが、電気あんかも電化製品なので、
電磁波の影響を気にされている方が多いという印象を受けました。
でも、電化製品を使用しているなら電磁波は出ていますし、
今どき電化製品を使わずに生活するなんて不可能に近いですよね。
それに、そもそも電磁波は人体に影響がある
という考えも少々短絡的な気もします。
電磁波で人体に影響があるとされるのは、
紫外線と放射線が中心で、電気あんかやコタツなどからは、
これらの電磁波はほとんど出ていないんですよね。
それに、電気アンカよりも電子レンジを毎日使う人は多いですが、
電子レンジを使って病気になった人は、聞いたことがありません。
電磁波の中でも、可視光線や赤外線のように必要なものもありますし、
何でもかんでも電磁波は危険と決めつけるのも間違いだと言えます。
なので、電気あんか程度の電磁波であれば、
気にすることはないくらいのレベルということがわかりますよね。
それでも電気あんかの電磁波が気になるなら、
使用をやめるか電気あんかと距離を離すとよいでしょう。
20~30cmほど電気あんかと離れれば、
電磁波の影響はほとんど気にならなくなります。
ちなみに、温度の高い低いを切り替えても電磁波に変化はないので、
低い温度ばかりに設定しなくても問題なくお使いいただけますよ。
電気あんかの注意点は低温やけど
電気あんかの注意点は、実は電磁波よりも低温やけどなんです。
低温やけどは熱を感じにくく、
気づかないうちに皮膚の奥まで影響する場合もあります。
電気あんかの設定温度をうっかり高くしすぎていると、
短時間でも低温やけどしてしまう可能性があるので、
使用するときには十分気をつけてください。
電気あんか自体は体に悪くはないですが、
低温やけどになるのは不安ですよね。
電気あんかがからだに悪いのは本当なの?
電気あんかとは、電気で温める湯たんぽのようなもの。
真冬の冷たく冷えた布団に潜り込むと、
寝たいのに自分の体も更に冷えて眠れない!
なんて困った経験はありませんか?
電気あんかは、布団の足元のあたりで、
眠る少し前からスイッチを入れておくと、
電気の力で電気あんかが熱くなり、
布団の中が温まる仕組みになています。
温度調整ができる種類のものがほとんどなので、
熱いと感じればスイッチひとつで強弱を変えられて便利。
冬になると寒く冷えた布団の中に足を入れるのはつらいもの。
でも、電気あんかがあれば足元はぬくぬくなので、
寒くて眠れないなんてこともなくなりますね。
電気あんかと湯たんぽの違い
電気あんかによく似たもので湯たんぽがありますね。
湯たんぽは、電気あんかと仕組みが違い、
お湯を入れて体を温める平たい大型の水筒のようなもの。
販売価格も電気あんかよりも安くて、
お風呂の残り湯も利用できるので、湯たんぽの方が経済的に感じます。
もちろん、お湯を沸かしたりレンジで温めたりすれば、
厳密にはガスや電気代がかかりますけどね。
もし、毎回湯たんぽにお風呂の残り湯が使えないなら、
毎回お湯を沸かすことになるので、
コストは電気あんかより高くなる可能性もあります。
しかも、湯たんぽは毎回お湯を入れる手間と、
お湯が入って重くなりって破裂や水漏れなどの可能性も!
少し面倒なところがあるので、
湯たんぽよりも電気あんかの方が人気があるんですよね。
電気あんかと電気毛布との違い
電気毛布はベットパットやシーツの下に敷いて、
体全体を温める暖房器具です。
体全体を温めてくれるので、
全身ガチガチに冷えているときはとても助かりますね。
ただ、一晩中つけっぱなしでいると、
かなり肌が乾燥したり、喉が乾いて痛くなるので、
寝る前にはスイッチを弱にするか切るほうがよいかもしれません。
私は、電気毛布を入れるとのどが渇いてしまい、
夜中に目が冷めてしまうことが多くて使用をやめました。
全身を電気で温めるだけで、
体はこんなに乾燥するものなのかとちょっとびっくりしましたね。
電気毛布の気になる電気代は、
なんと電気あんかの5倍以上という口コミもあって、
電気あんかのりコスパは高くて、私はお気に入りです。
電気あんかの電気代はコードレスと充電式で違う?
電気あんかを使うのに、一番悩むのが電気代ですよね。
私も電気あんかの電気代は気になるので、
一部の商品を調べてみました。
1時間約0.2円
1時間約0.11円
1時間約0.15円
電気あんかの温度は、30度から60度ぐらいの設定で、
設定温度を強にした場合の電気代が、およそ0.1~0.2円。
このデータをもとに考えると、
電気あんかの電気代ってとても安いですよね。
充電式は少しコストがかかりますが、
持ち運びができて、コンセントの位置を気にしなくていいのが便利。
充電式だと温度は55度の設定で8時間連続使用しても
1回の電気代が約2.5円というので使いやすいですね。
電気あんかは使う場所によって、
コードがあるタイプかコードレスタイプか選ぶと良いですし、
リーズナブルな価格で販売されているのも助かりますね。
【電気あんかのおすすめ】ニトリとカインズにヤマダ電機の売れ筋はどれ?
電気あんかのおすすめのメーカーは、
『Panasonic』、『YAMAZEN』、『広電』などが人気。
Panasonicは、ほかのメーカーより少し高いですが、
温度調節のコントローラーが目で見てわかりやすくて、
知らないうちに温度が上がってやけどをしてしまう可能性を防げます。
YAMAZENや広電は、手軽に購入しやすい価格で、
種類が豊富に揃っているのが魅力ですね。
コンパクトサイズもありますし、ソファーやカーペット、
デスクの足元など、布団の中以外の使用方法もおすすめ。
電気あんかは、ニトリでも販売されていて、
商品名は『電気式湯たんぽ』になっているので、
気になる方は探してみてください。
カインズにも電気あんかは取り扱いがありますが、
取り寄せ商品もあるので、お店で確認するとよいですね。
最近は電気あんかのなかでもソフトタイプのものに人気があります。
ソフトタイプの電気あんかは、肌あたりがよいのが魅力で、
持ち運びもしやすくて、ひざ掛けと一緒に使ったり、
お腹が冷えたときはお腹の上に乗せても使えますよ。
電気あんかの捨て方|ごみの分別はどうする?
電気あんかの捨て方もちょっと気になりますよね。
電気あんかのごみの分別区分は、おもに小型家電です。
自治体によっては、多少違いがあるかもしれませんが、
一般的には不燃の小物(もえない小物)として捨てることができます。
ただ、もう少し細かく説明すると、
電気あんかでも蓄熱式湯たんぽという商品になるとちょっと違います。
蓄熱式湯たんぽは、お湯を使わない代わりに
蓄熱液という液体を使って作られているのですが、
蓄熱液の正体は弱塩化ナトリウムなので、下水に流しても大丈夫。
取扱説明書に液体の成分が記載されていますので、
気になる人は確認してみてくださいね。
電気あんかや蓄熱式湯たんぽは、
パーツごとに処分方法が異なる場合があるので、
各自治体のごみの分別方法に従う必要があります。
もしも中身が弱塩化ナトリウムではなかったら、
いらなくなった布に染み込ませて
ビニール袋に入れて可燃ごみで捨ててください。
電気あんかも寿命があるのですが、
電気あんかの一般的な寿命・耐用年数は、
蓄熱式のコードレスのものでおよそ5~6年と言われます。
実際に使用しているとそれよりも長く使える気もしますが、
目安に考えておくと買い替えどきの参考になると思いますよ。