太って喪服が入らない！礼服がきつい……。
普段あまり着ることがない喪服や礼服は、
加齢や体型の変化によって、
いざというときに、着られなくて困ることもありますね。
この記事では、太って喪服が入らない！礼服がきつい！
と気づいたときに、
当日でもできる応急処置や対処法をご紹介しています。
時間がないとお困りでも、
どうか落ち着いて、参考にしていただければ幸いです。
太って喪服が入らない｜礼服がきついときの対処法
太って喪服が入らないとか、妊婦さんとか、
授乳中、産後で礼服がきついとわかったら、
まず、応急処置できそうか、できなさそうかを考えます。
その際には、あなたの喪服や礼服が
ワンピースタイプか、パンツタイプかを確認してくださいね。
なぜかというと、ワンピースタイプの喪服と
パンツタイプの喪服では対処法が違ってくるからです。
もし、応急処置では無理だというほど、
かなり太ってしまったという人は、
レンタルするか購入するかを検討してください。
太って喪服が入らないときの応急処置
太って喪服が入らないのというレベルが、
ちょっと太ったどころではなく、
大幅に増量していた場合、応急処置では対応できません。
この場合は、レンタルで借りるか、お店で買い直すかになります。
また、タンスやクローゼットにしまっていたら、
いつの間にか虫喰いされていたなんてことも。
なので、喪服を着る機会がなくても、
1年に1回は外に出して、陰干しするのが良いですね。
ワンピースタイプの応急処置
ワンピースタイプの喪服が入らない場合は、
バックのファスナーが上がりきらないことがほとんど。
なので、とりあえず上がるところまで、
バックのファスナーを上げてしまいましょう。
すべて上がらなくても3分の2程度上がればOK。
うっかり下にファスナーが下がってこないように、
ファスナーが止まった位置で、大きめ安全ピンで固定しておきます。
これで、ワンピースを着ることができたので、
あとは、上からジャケットを羽織るだけ。
ですが、あくまでも応急処置なので、
後ろ姿は少々みっともない状態にまま……。
基本的にお通夜や葬儀が終わるまで、
一日ジャケットを脱ぐことはできません。
それでも大丈夫そうなら、
この応急処置で、緊急時も対処できるかと思います。
パンツタイプの応急処置
パンツタイプの場合は、ワンピースよりも厄介です。
というのも、男性の場合はシャツを中に入れるのが基本なので、
ジャケットのボタンを留めていないと、
パンツのボタンが留められてないことがまるわかりなんですね。
女性の場合は、中に着るインナーでお腹周りを隠して、
ごまかせる場合も多いのですが、男性の場合はそうはいきません。
なので、男性も応急処置で対応したら、
ジャケットは基本的に脱げないと考えてください。
パンツタイプの応急初期のやり方は、
ボタンやフックを無視して、安全ピンでつなぎ留める方法と、
輪ゴムかヘアゴムを使う方法の2つ。
黒いヘアゴム（輪にしてある状態）をボタンホールーに半分ほど通し、
片方の輪っかにゴムを通してボタンに引っ掛けるだけ。
フックの場合は引っ掛けられないので、
引っ掛けるためのボタンを縫い付けてください。
黒いヘアゴムなら目立ちにくいので、そちらの方がおすすめです。
もし、時間に余裕があれば、手芸用品店や100円ショップで、
ウエストのサイズ調整グッズを購入する方法もありますね。
太って喪服が入らないならレンタルする
喪服のサイズが合わないときや
妊婦さんや授乳中の方も、
購入せずにレンタルで済ませたい人は多いですよね。
中にはレンタルなんて…、
という人がいらっしゃるかもしれませんが、
最近は、家電も家具も車もレンタルする時代。
使用頻度の低いものにお金をかけないという、
合理的な考え方が浸透したことで、
最近の喪服のレンタルは、非常に対応がスピーディー。
サイズやデザインも豊富で選べるため、
あなたに合うサイズが無いということは、まずないはずです。
逆に、店舗で購入しようとしても、
ちょうどあなたに合うサイズがあるかは、
行ってみないとわからないですよね。
レンタルは即日発送も可能で手間いらず
最近の喪服や礼服のレンタルは、
葬儀社や結婚式場などの店舗でレンタルしなくても、
インターネットで全国からレンタルすることが可能。
東京や大阪や福岡などの大都市に住んでいなくても、
即日発送して翌日手元に届くという場合も多いんです。
もちろん、靴やバッグなどの必要な小物までレンタルできるので、
最小限の出費で抑えることもできますよ。
また、マタニティや授乳用と子ども用の喪服や礼服も
レンタルならすぐに借りることができて、サイズも豊富。
夏用などの薄手のものを持ち合わせてないときも
シーズンに合わせて選べるのは助かりますね。
あとは、着用後にクリーニングに出す手間すら不要です。
おすすめの喪服や礼服のレンタルについては、
こちらの記事をも参考にどうぞ。
＞＞＞喪服のレンタルのおすすめ
太って喪服が入らないときに購入する安いお店
太って喪服が入らない場合、レンタルに抵抗があれば、
喪服や礼服を購入したい人も多いはず。
喪服や礼服は安くないので、
急な出費で困る場合もありますから、
あまり高くない安いお店があれば助かりますね。
ユニクロやGUでも、若い人で黒のスーツを選べば、
喪服や礼服に代用できる印象のものは多いです。
ただし、パンツのシルエットがワイドなタイプや、
アンクル丈になると、カジュアル感が強くて、
フォーマルには向かない場合もあります。
安い店舗や通販・オンラインショップで購入する
喪服が安く購入できるといわれる全国展開のお店は、
ユニクロ、しまむら、GU、イオン、イトーヨーカドーなど。
全国にあるので、近くの店舗に出かければ、
試着をして着心地とイメージを確認できるのがメリットで、
ほとんどの店舗が、通販やオンラインショップでも購入ができます。
スーツ専門店では、青山・アオキ・はるやま・コナカなど。
若者向けだと、スーツセレクト・オリヒカ・
パーフェクトスーツファクトリー・スーツカンパニーなどですね。
そのほか、良質なものが卸売価格で購入できる会員制の卸売問屋や
スーツの卸売会社、リサイクルショップなどで購入するのもおすすめ。
実際に、私はリサイクルショップで探して、
運良く似合うものを見つけたこともありますが、
品数は少なくデザインがちょっと古めでした。
店舗にでかけて購入するのが難しい人は、
通販のお急ぎ便などで購入するパターンもあり。
しかも、ネット通販ならサイズも豊富で、
良質なものが安く購入できることが多いですね。
お通夜なら地味な平服もあり
訃報は、急に耳にして急いで駆けつけるもの。
なので、お通夜なら平服でも大丈夫なのが通常です。
逆に、きちんとした喪服を着れば、
準備していたことになって、
おかしいとも考えられなくはないからです。
なので、本来は着替える時間もないもので、
間に合わなければ地味な服装でもOK。
実際に、私はユニクロの黒いワンピースを購入して、
知人のお通夜にに駆けつけた経験がありますが、
両親にも友人にも喪服ではないと気づかれませんでした。
そのくらい、選び方によっては目立たないものなんですよ。
そのときは、ネクタイや靴下やジャケットを地味なものにして、
派手さを抑えることは意識してくださいね。
太って喪服が入らないときの対処法のまとめ
太って喪服が入らないときや、妊婦さんや産後の方で、
サイズが合わない場合は、急で困ることもありますよね。
そんなときには、安全ピンを使ったり、
髪ゴムを使ったりして応急処置をすることもできますが、
ジャケットはほぼ脱げないですし、
一日中落ち着かず窮屈な思いをすることになります。
なので、私なら購入するかレンタルするかを選びますが、
どちらかというと利便性の高いレンタルがおすすめ。
時代の流れもあって、ものを持たないミニマムな生活は、
現代では合理的な方法。
喪服や礼服のサイズでお困りの場合は、
この記事が参考になれば幸いです。
