高校生がアルバイトするためには、
アルバイト許可証が必要な学校もあります。
学校への申請は親か保護者が記入することも多いのですが、
例文やサンプルがないと書くのが不安なもの。
どんなことを書いたらアルバイト許可証がもらえるのか、
もらえなかったら困りますし、始めてならなおさら心配ですよね。
この記事では、高校生がアルバイト許可証をもらうための理由と
鉄板ネタの例文サンプルを紹介しております。
トラブルなくアルバイトができるよう、ぜひ参考になさってください。
親から見た高校生がアルバイト許可証をもらうための理由
高校生がアルバイト許可をもらうためには、
単にお小遣いを与えたいから小遣いが欲しいからでは、
残念ながら学校側は正当な理由として認めにくいものです。
アルバイト許可証をもらうためには、
保護者や親が申請書を記入することも多いので、
保護者の観点からも理由を考えることが必要。
でも、アルバイト申請書なんて書いたこともないし、
どうやって書くのか書き方がわからないと不安ですよね。
そんなときに使えるアルバイト許可証の例文をご紹介します。
アルバイト許可証の理由と例文5 選
アルバイト許可証の理由として、
一般的で理想的なものは3つあります。
- 経済的な理由のため
- 社会勉強のため
- 将来の職業を見据えた理由があるため
最も多い理由は、家庭内の経済的な状況が挙げられますね。
アルバイト許可証の例文集
〇〇は自分から社会勉強の為に△△△でアルバイトをしたいと申しております。
保護者としましても、学業や生活面で差し支えない範囲であれば、
社会勉強としてアルバイトすることは将来的にも必要なことだと考えております。
平日であれば週に2日程度3時間まで、土日祝日であれば5時間までというように、
時間を区切り19時には帰宅できるように〇〇と話しております。
もし万が一学業に支障が出たり生活面での乱れが見受けられるようであれば、
ご相談頂けましたら、〇〇と再度話し合いをして両立できるよう指導致します。
〇〇のアルバイトを認めて頂きますようよろしくお願いいたします。
私どもの家庭では、日常的にお金についての話や労働と資産運用についての話をするようにしております。
理由としましては、これからお金は稼いで貯めるだけでなく、守りながら運用していく時代になり、その方法を学ぶことも大切だと考えているからです。
本人もだんだんとお金や運用について興味と理解を示すようになり、
今回アルバイト先を時給や仕事内容を吟味して進んで働きたいと申して参りました。
私ども保護者としましては、いきなり社会の荒波に揉まれるよりも、
親の保護下のもとで見守りつつ、働く経験を得られるなら安心感もありますし、
一人前の社会人になるために大切なステップだとも考えております。
以上のことからアルバイト許可していただきたいと存じます。
実際に本人がアルバイトで得たお金についても、
使用目的や運用について、本人ときちんと話し合って管理していく予定でおります。
どうかアルバイト許可をいただけますよう、よろしくお願い致します。
いつも娘・息子の〇〇がお世話になっております。
この度は〇〇のアルバイト就労許可の件で、申請させていただきます。
理由としましては、〇〇はかねてより大学進学を希望しておりますが、
我が家の経済的事情により大学進学の費用が不足していることが、
本人の希望を妨げる問題となっております。
そのため、本人はアルバイトによって大学進学の費用を賄いながら、
学業にも力を入れたいと申しており、
社会勉強しながら高校生活も両立すると、自分自身を律する所存でございます。
もちろん、学校生活や学業に支障をきたすようであれば、
保護者としてはアルバイトをやめさせる覚悟もしております。
ぜひご一考いただき、アルバイト許可をいただければ幸いです。
この度、私どもの息子・娘の〇〇に、
△△△のアルバイトをさせたいと考えております。
といいますのも、〇〇は将来の夢として△△△になるのを目標としております。
幼少期から一貫して△△△への憧れや興味は変わらず、
できることなら夏休みのまとまった時間に経験を積ませてやりたいと考えております。
〇〇は、△△△を将来の職業と考えておりますので、
大学進学は◇◇部を希望しており、実践を兼ねて良い経験にもなると思っております。
以上のような理由から△△△のアルバイトをさせたく、
ご許可いただけますよう、何卒よろしくお願い致します。
平素より大変お世話になっております。〇〇の母の◇◇と申します。
この度、〇〇よりたっての希望で社会での率先力や適応力を磨くため、
アルバイト許可を頂きたく申請を提出させた頂きます。
学校では先生方からの熱心な教育を受け、
生活面や教養面で知識を身につけておりますが、
社会に出てからは自ら考える力や行動力が問われる世の中です。
いち早く我が子が社会に出ても即戦力として適応できるよう、
アルバイトを経験しながら学びたいというのが本人の希望でございます。
これまで同様に引き続き先生方からの熱心な教育と
学校生活には支障をきたさぬよう保護者として指導してまいりますので、
何卒許可をいただけますよう、宜しくお願い致します。
最近では両親の収入がそれほど多くないのは一般的です。
裕福な家庭ばかりではないのはいつの時代も同じですが、
経済的な理由で進学をあきらめさせるのもつらい……。
家族の1人が事情で仕事を辞めることになったり、
急に経済的にきつくなったりすると本人の希望で自分も働いて、
少しでも家族を楽にしたいと思うことも増えています。
アルバイトする理由は、昔よりも多様性社会である現在のほうが豊富で、
難しく考えすぎずに、正直な理由を書けば理解してもらえることも多いはずです。
アルバイト許可証がないと高校生はバイトできない?
全ての高校生がバイトをするときに許可証が必要というわけではありません。
高校によって違いがありますし、
定時制高校や通信制高校は基本的に許可証は必要ない場合も多いですね。
それでも、未成年がアルバイトするときには、
親の同意か保護者の同意が必要と言われることは一般的です。
後々トラブルにならないためにも、口約束ではなく書類の提出を求められますね。
同意書は会社側が用意してくれる場合もありますが、
指定がない場合はA4用紙に最低限の項目を書いて提出すると良いでしょう。
私の場合は、バイト面接のときに、面接担当さんが直接親に電話をかけて、
同意をとって履歴書に記入しておられました。
今でも、そんなパターンがあるかわかりませんが、
電話されたくない場合は、予め同意書を用意しておくといいですね。