あんこは何歳から食べてもいいの、
子供や赤ちゃんにいつから食べさせてもいいのか、
子育て中のママならとくに気になりますよね。
あんこはときどきブームになりますし、
最近は炊飯器や圧力鍋などを利用した簡単レシピも人気ですし、
ロールケーキや誕生日ケーキにも使われたり、あんこご飯なども話題。
この記事では、あんこは何歳からいつから子供にあげていいのか、
赤ちゃんの離乳食にしてもいいのかなど、
あんこの栄養から保存方法と賞味期限までご紹介しています。
あんこは何歳からあげられる?子供はいつから食べれる?
あんこは何歳から食べれるのか、あんこ好きのお母さんなら、
どら焼きや大福やあんぱんを食べようとしたとき、
子供から『食べたい!』とせがまれたり、『それ何?』と興味を示されたら、
ちょっとだけならいいのかなと、あげてもいいのか迷いますよね。
あんこは、一般的には2歳頃から与えるのがよいとされていますが、
あんこは糖分が多いので、食べ過ぎれば肥満に繋がりますし、
子供が極端に食べ過ぎないように気をつけることも必要です。
とくに、市販のあんこは砂糖の量が多くて甘すぎたり、
味が濃くても調整できないので、食べさせるには不安。
子供さんが1歳を過ぎていて、もしどら焼きや大福に興味を示したなら、
あんこではなく、その周りの皮の部分だけ食べさせるのもあり。
あんこは食べちゃだめと禁止すると、子供ってかえって興味を強く示しますし、
厳しく禁止するよりも、子供も納得できる方法で対処したいですね。
あんこは赤ちゃんの離乳食にしてもいい?
あんこは赤ちゃんの離乳食にしてもいいのかどうかですが、
あんこは小豆を砂糖で炊いたものなので、小豆とはまた違い別物。
小豆なら柔く煮て皮を取れば、離乳食として6ヶ月以上の赤ちゃんにも
与えて良いといわれています。
でも、あんことなるとまた別の食材になりますし、
あんこは砂糖をたくさん含んでいるので、味が濃くて赤ちゃんには不向き。
赤ちゃんから濃い味に慣れてしまうと、
成長してから薄味のものが物足りないと思って、
あまり食べたがらなくなるのも心配ですから、
できれば、2~3歳になるまで与えないほうがいいでしょう。
アレルギーなどのリスクもあるし、
新しい食材を与えるときは少量から始めて、
様子を見ながら徐々に増やしていくことが大切ですね。
あとは、あまり早い時期から甘い物を食べさせると、
虫歯を作ってしまわないかも心配。
私は、子供のころ両親が共働きで、
祖母や親戚に甘いものをたくさん与えられて育ちましたが、
虫歯は多くて40代で入れ歯になりそうでした。
虫歯だけならまだしも、お菓子でお腹がいっぱいになると
食事を十分に食べられなくなるので、今思えばタンパク質不足の子供だったと思います。
身長は145cmしかなくて、肌は弱く柔軟剤でも肌荒れするレベルで、
太りやすく体も弱くてアレルギーも多いです。
子供さんを強くて丈夫に育てたいと思われるなら、
あんこなどの甘いものはできるだけたくさんは与えないほうがいいと思います。
お菓子で体を作ることができないのは、私自身が十分に感じていますが、
40代になって食生活を変化させれば、改善できないこともないです。
ただ、厳しい糖質制限が必要になるので、
子供のころから自然に身についている習慣って大切だと思いますね。
あんこの栄養はどのくらい?体にいいのか体に悪いのかどっち?
あんこの主要な栄養は、炭水化物、タンパク質、脂質、
ビタミン、ミネラルなどが含まれています。
あんこの一般的な栄養成分は、100グラムあたりで下記の通りです。
カロリー:約280kcal
タンパク質:約5g
炭水化物:約50g
脂質:約1g
一般的なあんこの栄養素について調べてみましたが、
あんこは小豆を水と砂糖で似たものになるので、
脂質は低くても糖質量は多いのは注意したいポイント。
糖質量が多いので、食べ過ぎると太りやすくもなって、
食べ過ぎ摂り過ぎには注意したいですね。
あんこは主原料が小豆なので、食物繊維が豊富。
なので、便秘解消に役立つとも一般的に言われますが、
食物繊維は小豆の皮の部分に多く含まれているので、
こしあんよりもつぶあんを選んだほうが便秘には良いはずですね。
ただ、食物繊維が多くても脂質が少なくても、
食べ過ぎれば確実に太るの注意して食べてください。
また、あんこの中には鉄分が含まれているので、
貧血の予防になるとか言われますが、
含まれている鉄分はそれほど多くありません。
貧血予防に鉄分目的であんこを食べるのはちょっと危険です。
あんこの中には砂糖がたくさん含まれているので、
貧血を解消する前に肥満にあるかもしれませんよ。
ほかにも、あんこの中に含まれるカリウムの量が多いので、
あんこには利尿作用もあり、尿の排出を促す働きがあります。
ただ、食べ過ぎればカリウムの過剰摂取になるので、
適度な量を食べるようにしてくださいね。
あんこの和菓子やどらやきやあんぱんをすすめられたらどうする?
家では厳しく注意していても、
自宅以外であんこを食べるようにすすめられることも考えられます。
たとえば、親戚の家や祖父母の家、お友達の家などで出された場合、
どうしたら良いのか悩みますよね。
本当は、2~3歳までは食べさせたくないけど、
その場の雰囲気も壊したくないし、
おじいちゃんやおばあちゃんにも感じ悪くない方法を選びたい…。
その場合は、さきほどお伝えしたようにあんこそのものの部分でないところを選んで、
子供に食べさせて、その後を穏便に切り抜けてみましょう。
せっかく、かわいい孫のためにあんこのお菓子を買ってくれたのに、
『あんこはまだ早いです!』なんて取り上げたら、その場の空気が凍りつきそうですし、
おじいちゃんおばあちゃんも子供もちょっとかわいそうなのかも。
ちょっとまだ味見かなと言って、あんこをちょっとだけなめさせてもいいですし、
子供だけでなくおじいちゃんやおばあちゃんも喜べる方法だと一番いいですよね。
気を付けてくれるでしょう。
ただ、どうしてもあんこを食べさせるのが早いと感じてモヤモヤするなら、
次回のこともあるので、正直に伝えて理解を求める必要はあるかもしれません。
その際は、言い方や伝え方には角がたたないように、子どもの健康のためにとか、
十分に配慮する必要はありますね。
あんこの保存方法と開封後の賞味期限や酸っぱいのは腐ってる?
あんこの保存方法は、直射日光や高温多湿を避けて冷暗所に保存するのが一般的。
開封前であれば、あんこは常温での保存が可能ですが、
開封後は冷蔵庫に保存することをおすすめします。
開封後の賞味期限については、開封後の賞味期限が製造元によって違ってくるので、
一概にはいえないのですが、通常は1週間程度とされています。
賞味期限を過ぎたあんこは、風味や品質が劣化しているので、
食べてみたらすぐわかるかもしれませんが、リスクもありますので、
食べる前に匂いや味を確認するほうがいいでしょう。
あんこが酸っぱいと感じた場合、腐っている可能性が大いにあります!
砂糖は食材を保存するためにも使われますが、
あんこに含まれる糖分が酸化して酸っぱくなることがあるんです。
もし開封後1週間以内であっても酸っぱい匂いや風味がある場合は、
賞味期限を過ぎて腐っいる可能性も否定できません。
酸っぱい味がしたら食べることはあきらめて、潔く捨てたほうがいいですね。
あんこは何歳から?赤ちゃんの離乳食や子供はいつから食べれるのまとめ
あんこは何歳から食べさせていいのか、
育児書や専門書には2、3歳になってから与と記載があるかもしれませんが、
何でもかんでも育児書の決まり通りにするのもストレスですよね。
ただ、アレルギーがあって命にかかわる場合は、
どんなに子供がせがんでも食べさせないようにしなくてはいけません。
アレルギーがないのであれば、子供や赤ちゃんに何歳から食べさせるか、
育児書や専門書の内容は、おおよその目安とすればよと思います。
子供は、1歳になればたいていのは食べられると言われますが、
中にはあんこのように3歳ぐらいまでは与えないほうがよい食材もあります。
消化が1歳くらいでできるようになっても、刺激の強いものや甘みの強い食べ物は、
できれば2~3歳ぐらいまで与えるのは避けたいですね。