香水は使い切る前に劣化したり古くなりやすいものです。
1回で使う量が少ないですし、
使い切る前に飽きてきて、
新しい香りに目移りしてしまうこともありますよね。
なので、使い切ってない劣化した香水が、
実は部屋にたくさんなんてことになりがちです。
そんな人は、劣化した古い香水の使い道も気になるし、
捨て方や処分の方法も知っておきたいもの。
この記事では、劣化した古い香水の見分け方や使い道、
捨て方や処分の方法などをご紹介しています。
劣化した古い香水の使い道はあるの?
香水を毎日使う人でなければ、なかなか減らなくて、
使い切る前に劣化したり古くなったという人も多いはず。
でも、劣化した古い香水の使い道もいくつかあるんですよ^^
劣化した香水を処分したり捨てる前に、
簡単に活用できる方法をご紹介します^^
サシェ代わりに活用
まず、クローゼットの中でサシェとして使用する方法。
コットンに劣化した古い香水を数プッシュして、
巾着袋に入れてクローゼットに吊り下げておくだけ。
めちゃめちゃ簡単な即席サシェの出来上がりですね。
トイレの芳香剤にする
次に、トイレットペーパーの芯の部分に少量プッシュする方法。
これだとトイレットペーパーを使うたび香りが広がって、
トイレ内芳香剤代わりに活用できます。
わざわざ、ドラッグストアで芳香剤を買っている人は、
劣化した香水を使ってみるのもいいかもしれませんね。
部屋の芳香剤にする
また、簡単なルームフレグランス代わりに、
カーテンの下側に、香水をワンプッシュしておくのもおすすめ。
お部屋がふんわりお気に入りの香水で満たさせるって素敵ですよね。
メッセージカードを香りのカードに変身させる
手紙やはがき、メッセージカードを送るときに、
古い香水もワンプッシュするのも使えます。
届いたメッセージからふんわりいい香りがするのも
たまにはおしゃれな演出ですよね。
ハンカチにワンプッシュでカバンの中をリフレッシュ
ちなみに、私はハンカチやタオルなどに
劣化した香水を1プッシュ。
これだと、ハンカチを取り替えるたびに
劣化した香水をワンプッシュすれば、
いつもカバンの中をいい香りにできて快適なんです。
外出先でハンカチを使うときなんかに、
友達に『なんかいい匂いがするね』なんて気づいてもらえると、
ちょっとうれしくなったりもしますよ。
劣化した古い香水は復活できる?もとに戻す方法
劣化した古い香水をもとに戻したい、
そんな気持ちになるのもわかります……。
お気に入りだったり、プレゼントだったり、
高級品だったりしたら、
なんとなく捨てるのは忍びないですもんね。
ですが、劣化した古い香水を復活させることができても、
体につけるのは避けたほうが無難です。
なので、ルームフレグランスとして
楽しむ方法をご紹介しますね。
空き瓶などに重曹を入れて、劣化した香水を4、5回プッシュ
よくかき混ぜて完成!
もし、香りが弱まったら、
再度かき混ぜると匂いが復活するんだとか。
それすら面倒な人は、空き瓶などの容器に入れて、
ラタンのステックを数本挿すと、
即席のリードディフューザーが完成します。
香りの強弱はスティックの本数で調節可能ですよ。
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古い香水が劣化したか見分ける方法
香水が劣化したか古いか判断するには、
まずは色や香りに注目します。
にごりと黄ばみやカビを目で確認
最初に確認するのは、目で見てわかる変色。
にごりがあったり、黄色やあめ色になる場合もあって、
知らない間に、容器の内側にカビが生えている可能性も!
普段まじまじと見ることはない劣化した古い香水も、
まずは容器も含めて目でよく見ておく必要はありますね。
もしも瓶に色がついていてわからないという場合は、
布やコットンなどの白いものに吹きかけて、
しばらく放置しておいてください。
放置してしばらく時間が経つと、
白い布やコットンが変色することもあるので、
劣化しているのかわからないときは、
この方法で確認するとよいですよ。
匂いを鼻で確認
香水が劣化したか古いかの判断は、
鼻で匂いを確認することでも判断できます。
ツンとした匂いや古い油のようなに匂いがしたら、
その香水は劣化している可能性があります。
もし、あなたの鼻でよくわからないと感じても、
肌につけてからしばらく時間が経つと
悪臭になる場合もあるので、注意したいもの。
その場合は、目で確認するときと同じように、
しばらく布に吹き付けておいて、
匂いの変化を確認するのもひとつの方法ですね。
香水に消費期限はある?
そもそも香水には、食品の賞味期限のように
消費期限の日付表示はないものがほとんどですよね。
なので、消費期限がどのくらいかよくわからない
なんて感じる人もいらっしゃいますよね。
実は、不思議なことに香水や化粧品などは、
使用期限がいつまでか明記する必要はないのが現状。
というのも、医薬品医療機器等法(旧薬事法)によると、
製造後3年以内に変質するもの以外は、
使用期限を表示しなくてもよいとされているからなんですね。
なので、一般的に香水や化粧品などは、
未開封で3年が使用期限と消費期限の目安になっています。
開封済みの香水になると、
使用期限と消費期限はともに約1年になります。
これは、開封することで、
日光や空気に触れることが多くなり、
皮脂や雑菌が入り込む機会が増えて、
少しずつ香水の劣化が進んで行くからですね。
なので、香水の新鮮な香りを楽しむためには、
だいたい1年で使い切れるサイズのものがおすすめ。
また、未開封の香水は、使用期限が3年と言われていますが、
あくまでも製造年月日から3年間であり、
購入した日からではないので、ご注意くださいね。
劣化して古くなった香水の処分と捨て方
香水はとても身近なものですが、
アルコールが含まれている場合がほとんどなので、
正しく捨てることが大切になってきます。
なので、間違った捨て方と正しい捨て方を解説しますね。
香水にはエタノールなど成分が含まれているので、
トイレやシンクに流す事で環境破壊になることもあります。
また、中身が残ったまま
可燃ごみや不燃ごみで捨ててしまうと
瓶が割れたときに匂いが外に漏れて、
被害が出てしまう可能性もありますね。
香水の中にはアルコールが含まれている場合が多いので、
火のそばに置くと引火してしまう可能性もあります。
捨てるときや処分するときは十分に注意してくださいね。
古くても売れるブランド香水|業者とメルカリやヤフオクを活用
フリマアプリのメルカリや
ヤフオクなどのオークションであれば、
ブランドものでなくても劣化した香水でも
売れる可能性はあります。
ただし、残量が少なかったり、
古すぎて状態が悪いと売れない可能性は高くなりますね。
リサイクルショップや業者に買い取ってもらう場合は、
開封後1年以内が目安になることが多いです。
でも、シャネルなどのブランドものになってくると、
多少古くても買取してもらえるところもあったり!
また、フリマアプリのメルカリや
ヤフオクなどのオークションなら、
自分で自由に値段を設定することができますよね。
それに、コレクターとよばれる人達になると、
通常の使用用途以外の目的で欲しい場合もあって、
劣化した古い香水でも買いたいということもありえます。
なので、劣化した古いブランド香水や限定品などは、
フリマアプリなどを利用するのもいいかもしれませんね。