スポンサーリンク

カスタードクリーム作りにコーンスターチを入れるのはなぜ?代用や薄力粉だけはダメ?レンジや鍋で全卵を使って作れるレシピ

カスタードクリームにコーンスターチはなぜ入れる?薄力粉や片栗粉で代用できる?日常の疑問と豆知識

カスタードクリームって美味しいですが、
手作りするときに気になるのが、コーンスターチを使うこと。

コーンスターチはとろみ付けに使うのですが、
片栗粉はあるけどコーンスターチは家にない……、
なんて人もきっと多いですよね。

この記事では、カスタードクリームを作るときに、
コーンスターチを入れるのはなぜか?
その理由や代用は可能かなど、
調べたことをまとめて解説しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

カスタードクリームを作るときにコーンスターチを入れるのはなぜ?

カスタードクリームを作るときに、
コーンスターチを入れる理由は、
カスタードクリームに適度なとろみを付けるため。

カスタードクリームの材料をただ混ぜ合わせただけでは、
ぽってり、もったり、とろ~んとした
粘度のあるカスタードクリームにはならないんですね。

とくに、コーンスターチは、
同じようにとろみ付けに使う片栗粉と違い、
温度が低くなってもとろみが持続するのが特徴。

なので、どちらかというと温かい料理より、
冷やすことが多いスイーツなどの製菓向きの材料なんです。

ちなみに、コーンスターチは真っ白ですが、
コーンスターチと言うくらいですから、
原料はとうもろこしになりますね。

お菓子作りに馴染みがない人は、
手の入りにくいものかと思うかもしれませんが、
近所のスーパーでも手軽に買うことができますよ。

カスタードクリーム作りにコーンスターチがない!片栗粉で代用できる?

カスタードクリームを作りたいときに、
コーンスターチがない!という場合は、
片栗粉で代用できるかといえば、代用することもできます。

ただし、美味しくできるかというとちょっと疑問。

片栗粉で作ると、作業途中は粘度が強くなりやすいですが、
冷めると粘度が落ちるので、
扱いづらいカスタードクリームになってしまいます。

なめらかなカスタードクリームにはならないので、
片栗粉はカスタードクリーム作りには向きません。

というのも、コーンスターチと片栗粉は、
どちらも料理のとろみ付けに使用されて、
同じような役割をしていますが、
厳密には大きな違いがあるんです!

実は、片栗粉は温度が下がると粘度が低下しますが、
コーンスターチは、温度が下がっても
粘度が低下しづらいという特徴があります。

つまり、片栗粉は中華料理のあんかけなどの
温かい料理向けに使用するほうがよく、
コーンスターチは、カスタードクリームなど、
冷たいお菓子作り向けに使いたい材料なんですね。

しかも、コーンスターチの粒子は片栗粉よりも細かいので、
口当たりがなめらかに仕上がるというメリットも。

片栗粉は、主にじゃがいものでんぷんを乾燥させてもので、
コーンスターチはとうもろこしのでんぷんが主原料。

同じでんぷんといえども、原材料も違うんですよね。

カスタードクリームを作るときに片栗粉を使う場合は、
粘度の強さが強すぎないように気をつけてください。

カスタードクリームを作りのとろみ付けに薄力粉は代用できる?

カスタードクリームを作るとき、
コーンスターチがないので薄力粉で代用できるかというと、
できないことはなく使用可能です。

ただ、薄力粉のみでカスタードクリームを作ると
グルテンも作用してしまうため、
食感がもったり重く固めの食感になりやすいです。

薄力粉でカスタードクリームを作った場合と
コーンスターチで作った場合の口コミを調べました。

【薄力粉で作ったカスタードクリーム】
とろっとしてなめらか
まったりとしてこくがある
もっちりして濃厚、粘りがある
【コーンスターチで作ったカスタードクリーム】
さらっとした軽い食感のクリーム
冷めても粘り気があるので形を保ちやすい
あっさりとしていて食べやすい
粘りがあるが粉っぽさが残る

薄力粉は、ぐるぐる混ぜたり練り過ぎると、
グルテンが出て粘り気が強くなり、
急に固まりだすという特徴があります。

なので、初心者が作ると、
食感の悪いカスタードクリームになりがち。

よく、薄力粉を使うお菓子作りでレシピを見ると、
さっくり混ぜるというフレーズがありますが、
これは混ぜすぎるとグルテンが出てしまうため。

一方、コーンスターチは混ぜすぎてもグルテンが出ないので、
しっかり火を通して混ぜることが可能。

初心者でも扱いやすいカスタードクリームが作れますよ。

中には、コーンスターチと薄力粉を
半々で使用するレシピもありますね。

カスタードクリームにコーンスターチを入れるメリットとデメリット

カスタードクリームにコーンスターチを入れるメリットは、
トロッとした柔らかい仕上がりになること。

また、とろみが緩やかになるので、
粉っぽさが無くなり、ダマが出来にくいのもメリットです。

とにかくカスタードクリームにダマができると
見た目も食感も悪くなってしまうので、
なるべくダマのないカスタードクリームを作るのが、
美味しさのポイント。

とはいえ、やはり作り慣れてないと難しかったりするので、
電子レンジを使って作るのも便利です。

本来はお鍋で作るのが基本ですが、
意外と重労働なので電子レンジだと簡単に作れますね。

コーンスターチを使うデメリットはほぼありませんが、
一定以上の固さが出にくくなるので、
成型する場合は、クリームが柔らかすぎて
形をキープするのが困難になりますね。

おいしいカスタードクリームの人気レシピ

【電子レンジで作る美味しいカスタードクリーム】

材料
・卵        1個
・砂糖       大さじ1
・コーンスターチ  大さじ2
・牛乳       150ml
・バニラオイル   数滴
① 耐熱ボールに卵を割りほぐし、
砂糖とコーンスターチを入れてホイッパーで混ぜる
② ①に牛乳、バニラオイルを加えて混ぜる。
③ ラップをふんわりかけて600wの電子レンジで1分半加熱し、ホイッパーで混ぜる
④ 再びラップをかけ、さらに30秒加熱して、ホイッパーで混ぜる作業を2回繰り返す
※電子レンジから出したときダマがあっても、ホイッパーで混ぜれば滑らかになります
⑤ バットにラップを敷き、その上に④を移して粗熱をとり、空気を入れないよう全体を包む
⑥ 冷蔵庫などでしっかり冷やして完成

カスタードクリームにコーンスターチは入れるべき?

カスタードクリームにコーンスターチは必須がというと、
なめらかな仕上がりや美味しさを追求するなら
入れるほうがいいですが必須ではないですね。

片栗粉はおすすめできませんが、薄力粉で作っても大丈夫です。

なので、コーンスターチが家にないからといって、
カスタードクリーム作りをあきらめなくてもいいんですよ^^

でも、コーンスターチを入れて作ったほうが、
クリームが滑らかに仕上がりますし、
初心者には作りやすいカスタードクリームになるので、
失敗なく作れることが多いですね。

しかもダマにもならず、粉っぽさもなく、
電子レンジで作れるレシピがあるなんて、
お手軽でいいですよね。

私は、何回も作り直したことがあるので、
カスタードクリームはコーンスターチを使うのが、
一番おすすめの方法だと思っています。

初心者が上手に作ろうと思うなら、
コーンスターチと薄力粉を半々で入れるのも
カスタードクリームが扱いやすくなるのでおすすめです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事を書いた人
みにー

はじめまして、食べることとファッションが好きな小柄女子・管理人の【みにー】と申します。身長145cm、体重はごにょごにょ(笑)ちょっとぽっちゃり体型でしたが、最近ダイエットして-3kgを達成!ダイエットや低身長でもバランスよく見えるコーデと洋服のお直しとサイズの調整方法を中心にご提案しています。

みにーをフォローする
日常の疑問と豆知識
みにーをフォローする
低身長のコーデ&食べるの大好き女子のファッションとダイエット
タイトルとURLをコピーしました