豆腐でお好み焼きを作ろうとしたけど、
うまく固まらななくて困ったことありませんか?
ダイエットや糖質制限にグルテンフリーを実践中の人は、
肉や魚より経済的な豆腐を食材によく使います。
安価なのに栄養価も高くてカロリーも低めな豆腐ですが、
豆腐でお好み焼きを作ってもうまく固まらないとなると、
見た目からしてもうお好み焼きではないなんてことも。
この記事では、豆腐のお好み焼きが固まらない原因や
小麦粉なし、卵なし、キャベツなしのレシピや
解決方法について調べたことをまとめています。
豆腐のお好み焼きが固まらないときの原因
豆腐のお好み焼きが固まらない原因はいくつかあります。
まず、原因のひとつとして考えられるのが、
豆腐の水分でやわらかく崩れやすくなってしまうこと。
水切りをしていない豆腐には、水分がたっぷり含まれているので、
お好み焼きの材料に水切りせずにそのまま混ぜてしまうと
だんだん水分が出てきてしまって固まりづらくなります。
ひどいときはひっくり返すことも難しくなってしまうので、
お好み焼きとは呼べないような見た目になりがち。
これでは、美味しそうに見えませんし、
水分のせいで味も薄くなってしまうんですよね。
豆腐のお好み焼きが固まらない原因として、
次に多いのがつなぎが少ないこと。
一般的なお好み焼きは、小麦粉やお好み焼き粉などを使用するので、
粉類がつなぎの役割をしてくれますよね。
でも、糖質制限などをしていて、
小麦粉など糖質の高い食材を使えないと
卵やチーズでお好み焼きを固めることになるので、
卵やチーズを大量に使用してカロリーが気になったりします。
そんなときは、山芋や長芋を使うのもあり!
卵だけだと固めの食感になりやすいので、
山芋や長芋プラスするとふんわり仕上がりますよ。
ただし、山芋も長芋もイモ類なので、
どうしても糖質量は多少多くなりますから、
そのあたりはご自身で加減してくださいね。
ヌルヌルするのが苦手で嫌な人は、
山芋パウダーというものも売られているので、
常備しておくと便利ですね。
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また、豆腐のお好み焼きが固まらない原因は、
キャベツの量や豆腐の量が多すぎる場合もあり。
豆腐の水切りはしっかりしないと水っぽくなりますし、
キャベツの量も多すぎると水分が出たり、
細かい千切りにしないとバラバラしやすくて、
お好み焼きとしてまとまりにくくなります。
豆腐の水切り方法のコツ【4つの方法】
豆腐をキッチンペーパーに包んで皿に入れる
その上から平らな皿などの重しを乗せて30~60分置いておく
重しを外したらキッチンペーパーをはがして、新しいキッチンペーパーで表面の水分を拭きとる
豆腐をキッチンペーパーで包んで耐熱皿に乗せる
電子レンジ500wで1~2分加熱してそのまま冷やす
たっぷりの沸騰したお湯に豆腐を入れる
沸騰の状態を保ちながら弱火で5分ゆでてざるにあげて15分置く
買ってきた豆腐をそのまま冷凍庫に入れる
豆腐を使う前日に冷凍庫から出して解凍しておく
キャベツや豆腐の量を調節しても
どうしても上手くいかないときには、
少量の片栗粉や小麦粉を使うとうまくいきます。
アレルギーなどで使えない方には難しいかもしれませんが……。
ちなみに、片栗粉と小麦粉を比べると
糖質は片栗粉の方が低いのですが、
カロリーは小麦粉の方が低いので、
あなたのダイエット方法に合わせて選んでくださいね。
豆腐のお好み焼きは片栗粉を入れてもいい?電子レンジは使える?
小麦粉のアレルギーがある人は、
豆腐のお好み焼きに片栗粉を入れてもいいのか気になりますね。
もちろん、豆腐のお好み焼きに片栗粉は使えますが、
絹ごし豆腐300gに対して50gが目安(2枚分作れます)。
フライパンでなく、電子レンジを使うのもあり。
電子レンジを使うときは、
絹ごし豆腐を潰してなめらかにして、
クリーム状にしておくのがポイント。
さらに卵と混ぜてどろを作ってから、
キャベツなどの具材をいれるのがいいですよ。
豆腐のお好み焼きはダイエット向きでカロリーは低い?
豆腐のお好み焼きが、ダイエット向きの食べ物かというと
私は正直難しい問題だと考えています。
というのも、豆腐のカロリーが低いかというと、
実はさほどカロリーは低くないんですよね。
たとえば、豆腐のカロリーを比較すると、
木綿豆腐1丁はあたり 約216kcal/300g
木綿豆腐は絹ごし豆腐より圧縮されているので、
高カロリーに感じますが、栄養価も絹ごし豆腐より高いです。
お好み焼きを作るときに必要な豆腐の量は、
一人分約150g~180g程度。
カロリーで考えると、絹ごし豆腐約84kcal、
木綿豆腐約108kcalになりますね。
一方、小麦粉や片栗粉など粉類のカロリーは、
片栗粉 334kcal/100g
お好み焼き粉 354kcal/100g
米粉 374/100g
大豆粉 440kcal/100g
粉類を使用したお好み焼きを作るときに、
必要な一人分の小麦粉の量は約50g。
カロリーで考えると、小麦粉約184kcal、
片栗粉約167kcal、お好み焼き粉約177kcal、
米粉約187kcal、大豆粉約220kcalになります。
豆腐でお好み焼きを作ったときと、
小麦粉でお好み焼きを作ったときを比較すると、
カロリーは約80kcal~100kcalの差が生じます。
ですが、豆腐を使う場合は卵を多めに使ったり、
チーズでお好み焼きを固めたりするので、
結局カロリーは変わらなかったりします。
なので、豆腐のお好み焼きは、
カロリー制限向けのダイエットというより、
糖質制限ダイエットや小麦粉アレルギーの向けの
メニューといえそうですよね。
糖質を控えたいなら豆腐を使うより卵がおすすめ
糖質制限をしている人におすすめなのが、
細かめの千切りキャベツと桜えびと紅生姜、
隠し味に明太子をぱらぱら……。
26cm程度のフライパン一面に敷き詰めて、
卵を3つか4つ落として焼くだけで、
お好み焼きのようなもどき食が出来上がります!
豆腐を使ってないので固めの食感ですが、
さらに豆腐を投入すれば多少ふんわりしますよ。
刻み海苔やマヨネーズと鰹節のトッピングはOKですが、
ソースを使うときは、糖質オフのものを使用してくださいね。
おたふくソースさんのお好みソース糖類70%オフは、
糖質だけでなくカロリーも30%オフです^^
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ソースやケチャップの糖質って思っている以上に高いし、
ついついたくさん使いたくなるので糖質を気にするなら要注意!
ちなみに千切りキャベツは細ければ、細かいほどいいです。
カット野菜をつかうのも手軽でおすすめですね。
豆腐のお好み焼きが固まらない原因まとめ
ダイエット中でも罪悪感低めで、
がっつり食べられる豆腐のお好み焼き。
小麦粉を使うとどうしても糖質が高くなってしまうので、
ダイエット中は避けたくなりますよね。
ただ、小麦粉を使わず豆腐でお好み焼きを作ると、
固まらないとかまとまらないとか困ることも多いです。
そのときは、豆腐の水切りをしっかりして、
キャベツの量を減らしたり細かく刻んだり、
長芋や山芋か少量の粉類を入れてみてください。
また、ソースとマヨネーズだけで味に飽きてしまうという人は、
アレンジして楽しむ方法もありますよ。
たとえば、丸く小さく焼いて出汁に浸せば明石焼き風ですし、
ネギを入れてポン酢につけて食べるとか、
ツナ缶を使ったり、キムチや納豆をトッピングしてもいいですね。
うまく作れなくて作ることが嫌になってしまうと
ダイエットも続けられなくなってしまうので、
今回紹介した方法で気になるものがあれば、ぜひお試しください。