神社に普段からあまり出かけない人は、
参拝時間がいつからいつまでなのか気になりますよね。
夕方でもいいのか朝でないとだめなのか、
何時までならお参りしてもいいのか?
せっかく神社にお参りするのですから、
ルールやマナーがあれば事前にしっておきたいもの。
この記事では、神社の参拝時間やお参りの作法やしきたりなど
調べたことをまとめてご紹介しています。
神社の参拝時間はいつでもいい?夕方や早朝に行ってもOK?
神社の中には、参拝が24時間いつでもよいところと
参拝できる時間が決まっている神社があります。
なので、夕方や早朝でも参拝に行っても問題なかったりますね。
たとえば、有名所の伊勢神宮や明治神宮などは、
季節によって参拝できる時間が変わりますし、
決められた時間以外は神社の中に入ることができません。
なので、参拝時間の決められた神社には、
参拝可能な時間にお参りに行くのがマナーです。
一般的には、夕方ごろに閉まる神社が多いのですが、
中には出雲大社のように
少し遅くまで参拝できる神社もありますね。
ただし、24時間参拝できる神社でも
授与所や社務所は24時間開いているわけではありません。
お守が欲しいとかご朱印を授けていただきたいなど、
要望があれば授与所や社務所が開いている時間に
参拝する必要がありますね。
神社の参拝時間のタイミング
参拝時間でベストなタイミングは、
なるべく邪念が入らない早朝の方がよいと言われます。
その理由は、人間の活動エネルギーは、
太陽の上昇とともに上がっていき、
1日の中で最も高まる時間帯が、
朝と言われているからなんですね。
それに、人がいない朝は空気が澄んで落ち着きますし、
周りを気にせずお参りができますよね。
今まで見なかったところをじっくり観察するなど、
人の目を気にせず自分のペースでお参りできるのもいいところ。
夕方から日が暮れる時間帯のことを
『逢魔が時(おうまがとき)』といいますが、
文字通り魔物にあう危険があるとされる時間帯のことで、
妖怪などの魔物が出やすい時間といわれています。
夜は魔物の気配を感じやすいので、
霊感の強い方は危険かと思いますが、
基本的に神社はいつ参拝しても大丈夫です。
ただ、夜は手を叩くようなお参りはしないように注意して下さいね。
神社が山の方にあると夜行性動物が出てきたり、
足元が見えづらくなって点灯するなどの危険もあります。
暗くなってからお参りに出かける人は、
周りへの配慮もお忘れなく。
神社の参拝時間は朝と夜なら何時がいいの?
神社の参拝時間が早朝であれば、
5時〜9時までがよいと言われています。
しかし、24時間参拝ができる神社と
参拝時間が決められた神社もありますので、
神社に合わせて参拝しましょう。
24時間参拝できるなら、朝でも夜でもいい気もしますが、
残念ながら、夜はできるだけ避けた方が良いという声もあります。
理由は、夜が神様の時間帯だと言われているので、
神社に人間が入るべきではないと考えられているからなんですね。
足元も悪くなるので日没からは注意が必要ですし、
夜中の参拝は防犯上危険も伴いますから、
安全に参拝できる時間を選んで下さいね。
神社の参拝時間は何時までOK?日没までなら大丈夫?
神社の参拝時間は、午後4時以降は注意とされています。
なぜかというと、夜は『陰の気』が高まるときで、
夕方からは霊が動き回る時間帯とされているのです!
確かに夜の方が霊を感じやすいのですが、
感じないだけで霊は朝昼晩関係なく、
動いていたり留まっていたりします。
神社の参拝時間は神社の定めにもよりますが、
開門時間の8時〜閉門午後5時が平均。
なので、参拝時間を確認して、
訪れる神社にあった時間で参拝しましょう。
神社の参拝時間でおすすめのタイミングとは?
神社での参拝時間でおすすめのタイミングはいつかというと、」
ズバリ!早朝や午前中。
このご時世なので朝は人が少なくて
早朝の時間帯はなんとも言えない
特別なパワーがあるように感じますね。
しかも、参拝客が少ない時間帯に神社に参拝にいくと、
願い事が少なく神様への祈りが届きやすいといわれています。
これはとっても嬉しいものですね。
朝は雑念が少ない状態で、
心に余裕を持った穏やかな状態で参拝できるので、
迷ったら朝の参拝をおすすめします。
初詣に行く日時のおすすめはある?
初詣に行く時間に迷った時は、
一般的にお寺や神社が開門している
午後8時から午後5時までの時間を選ぶと無難。
日中なら授与所が開いているため、
参拝後にお守りやおみくじも受けられます。
お寺や神社によっては夜も開門していますし、
月1日の午前中の元旦の参拝がよいとされています。
初詣の由来である恵方参りによって、
大晦日では家で年神様の来訪を待ち、
元旦の朝に家族でお雑煮を食べますよね。
恵方参りとは、古来の正月行事のひとつで、
元旦にその年の恵方にある社寺に参拝してその年の幸福を祈願するもの。
なので、お雑煮を食べてからお寺や神社に行くのが風習となっています。
ただ人混みを避けたいのならば、
4日以降は大きく人の混み具合が減少するのでおすすめですね。