ボールペンの染み抜きで時間がたったら落ちないのか、
どうしたら落とせるのかやり方があれば知りたいですよね。
仕事で使う機会の多いボールペンですが、
知らないうちにワイシャツや作業着に付いてしまって、
気づくのが遅れることはよくあるハナシ。
この記事では、ボールペンの染み抜きで時間がたったとき、
自宅でできるやり方について調べています。
クリーニングの値段や料金から、洗剤はアルコールやエタノール、
重曹やハイターに100均一なら除光液も使えるのかまで、
実際にやってみた体験談も一緒にお伝えしています。
ボールペンの染み抜きで時間がたったときの落とし方はある?
ボールペンの染み抜きで時間がたったときに気づいて、
汚れが落ちるか心配になることってありますよね。
時間がたったシミは落としにくいと聞きますし、
高くてもクリーニングに出さないと落ちないのか、
自宅でできるやり方はないか、落とし方を知りたいもの。
実は、ボールペンの染み抜きは家庭でも簡単にできるんです!
私も普段ちょっとがさつなところがあるので、
ワイシャツにボールペンのシミを付けてしまうことがあります。
しかも、すぐボールペンのシミに気づかないので、
時間がたってどうしようって悩むんですよね。
それで、困って毎回染み抜きに役立つ方法を調べて試すのですが、
クリーニングに出さずに自宅でできる方法をお伝えします。
一般的なボールペンの染み抜きのやり方
ボールペンの染み抜きで一般的なやり方は、
シミの部分に中性洗剤を塗って、こすりながら水で洗い流す方法。
こすりながら洗い流してもシミがまだ残っているなら、
もう一度、中性洗剤をつけて洗濯機で洗うといいですよ。
ちなみに、酢、レモン汁、アルコールなども
ボールペンの染み抜きに役立つことがあります。
ボールペンの染み抜きで除光液を使うやり方
ボールペンのシミ部分に除光液を塗って、5分間放置。
その後、ブラシや布で軽くこすり、水で洗い流すだけ。
簡単ですが、意外と除光液は効果大で、
時間がたってもシミが落ちやすかったですね。
もちろん、高い除光液でなくて100均一の除光液で十分。
ただ、服や生地にダメージを与える可能性があるんので、
染み抜き前に、生地の取扱いに関する注意事項を確認することは大切。
除光液を使用する場合は、肌荒れや匂いもきついので、
手袋やマスクと換気を十分にしてくださいね。
ボールペンの染み抜きで時間がたったときやってはいけないことは?
ボールペンの染み抜きで、とくに時間がたったとき、
一番やってはいけないことは、水で濡らす・こするのふたつ!
ボールペンのインクが服についたからといって、
慌てて水で濡らしたり、こすって汚れを落とそうとしたら、
余計にインクを広げることにもなりかねません。
私は、あせってシミを水で濡らしてしまい、
洋服をダメにしたことがあるので、
とりあえず水でこするということは避けてくださいね。
ボールペンの染み抜きは時間がたったら落ちない?
ボールペンの染み抜きで時間が経ったときも、あきらめないでください。
クリーニングしなくても自宅でできる方法もあるので、
ボールペンの染み抜きのやり方をまとめてみました。
・台所用洗剤 普段の食器洗いで使っているものでOK
・クレンジングオイル 油で落とすので仕上げに台所用洗剤を忘れずに
・アルコールジェル 応急処置にも使えて便利
・液体タイプ酸素系漂白剤 塩素系はNGで酸素系を使用
・セスキ炭酸ソーダ アルカリ剤でパワーアップ!
・クエン酸 最後に酸性でアルカリを中和
ボールペンの染み抜きの主なやり方と落とし方の手順です。
汚れた部分にハイターを塗り、10分間放置する
ぬるま湯で洗い流し、中性洗剤を使って洗濯する
洗濯機で洗濯する前に、生地に傷をつけないように、
小さな範囲で試してみるほうがよいでしょう
汚れた部分に中性洗剤を塗り、5分間放置する
洗濯機で洗濯します。
汚れた部分にアルコール、エタノールを浸透させる
その後、染み抜きスプレーなどのクリーニング剤を使用する
染み抜きスプレーを使用する際は、使用方法に従って使用のこと。
重曹を水で溶かし、ペースト状にする
ペーストを汚れた部分に塗り、30分程度放置する
汚れをこすり、水で洗い流す
オキシクリーンを水に溶かす
汚れた部分をオキシクリーン水に浸し、
数時間放置してから水で洗い流す。
よく落ちる方法としては、ハイターやオキシクリーンなど。
染み抜きの難易度や生地の種類によっては、
どんな洗剤でも落ちにくい場合もあります。
もし、試してみた結果が満足いかないときは、
クリーニング店の専門家に相談する方がいいですね。
ボールペンの染み抜きで時間がたったときのクリーニングの値段や料金
ボールペンの染み抜きで時間がたったときの
クリーニングの値段や料金と期間は気になりますね。
値段と料金は、地域や店舗によって違うのですが、
一般的な相場としては下記を参考になさってください。
染み抜きの期間:通常数日~1週間程度(店舗の混雑状況や汚れの程度によって異なる)
ただし、染み抜きが複雑な場合や、生地の種類によっては、
染み抜きを行うことができない場合もあります。
ボールペンの染み抜きで時間がたったらインクの種類を確認
どんなインクであっても、シミを抜くのは簡単ではないです。
なので、ボールペンの染み抜きで時間がたったものを
家庭で完全に落とすのは本来とても難しいこと。
ですが、水性インクのボールペンのシミなら、
比較的家庭でも落とせる可能性がありますよ。
ただし、ボールペンのインクが服についたからといって、
慌てて水で濡らしたり、こすったりしたら、
余計にインクを広げることにもなりかねません。
私は、あせってシミを水で濡らしてしまい、
洋服をダメにしたことがあるので、
とりあえず水でこするということは避けてくださいね。
ボールペンのインクの種類は?
ボールペンのシミをまずは、ボールペンのインクの種類や
洋服の生地や素材を確認することが大切。
ボールペンのインクの種類はざっと4種類あり、それぞれ成分も異なります。
・油性 アルコール、ケトン、酢酸エチル
・ゲルインク 水性インクと同様の成分だが粘度が高いので、水性インクの中でも滲みにくい
・フリクション 専用の消しゴムでこすると消せるボールペンで、65度以上の熱が加わると消える仕組み
インクの種類によって、落とし方も変わってくるので、
慌てずに、まずはボールペンのインクの種類を確認を。
最近は、ホールペンの種類もたくさんあるので、
何でも同じ方法でシミを落とせるわけではないんです。
手っ取り早い応急処置は、
手洗い用のアルコールジェルを使うこととも言われますが、
家庭で服の生地を傷めないようにするためには、
生地の素材や種類、色落ちも確認する必要がありますね。
インクの付いた服の素材は?
ボールペンのインクの種類の確認だけでなく、
服の素材も確認する必要があります。
正しい方法で染み抜きしないと
お気に入りの服が台無しになるかもしれないので、
洗濯表示を確認して、
手洗いや水洗いができるかどうかもチェック。
よくわからないという場合は、
普通に家庭用洗濯機で洗濯している服なのかどうかを
目安にしてくださいね。
クリーニング店にお願いしているような素材の場合は、
家庭で染み抜きしたりせず、専門店に相談するほうが安心。
とくに、スーツや革製品にダウンジャケットなどは、
普段着と違って、そこそこお値段のする衣類ですし、
自己流で染み抜きすることで、
取り返しのつかないダメージになる可能性もあります。
また、普段着だとしても、シミ抜きをする場合は、
とりあえず目立たない箇所で試して、
衣類に影響がないか確認してから作業するほうがいいですね。
色の濃いものや柄物だと、色落ちするリスクがありますし、
不安ならクリーニングに出すようにしてくださいね。
とりあえずの応急処置
外出時にボールペンの染み抜きをしたいとき、
簡単にできる染み抜きの応急処置をご紹介します。
外出先でボールペンのシミがついて、すぐに洗い流したいときは、
水性インクと油性インクで対処法が違うのでご注意ください!
①水性インクが洋服に付いた場合、ハンカチやタオル、
ティッシュペーパーをそれぞれ2枚用意。
②インクのシミが付いている部分の裏にハンカチやティッシュを当てる。
③インクの上からしっかり絞ったハンカチや
ティッシュペーパーで叩くようにしてシミを落とす。
インクのシミを叩くことでインクが浮くので、
インクの成分が当てている布に移動する仕組みです。
インクが目立たない程度まで落として、
外出先から帰ったらすぐに洗濯するのを忘れないでくださいね。
油性インクのシミの場合は、洋服の繊維にインクの成分が乗っている状態。
外出先で簡単に応急処置をするのであれば、
①繊維に乗っているインクをつまんでシミを浮かせて落としておく。
②油性インクのシミが付いている場所をこすると、
繊維の内部にインクが入り込んでしまい、
外出先で簡単に落とせなくなるため注意が必要。
油性インクをつまんで落としたら、帰宅してから洗濯をしてください。
いずれの場合も、中性洗剤を使用できるようであれば、
ボールペンのインクが付いている場所に少し垂らして、
ティッシュで叩いてシミを浮かせておきましょう。
帰宅後にシミ抜き作業をしたら、きれいに汚れを落とせますよ。
ボールペンの染み抜きで時間がたったら落ちない?のまとめ
ボールペンのインクのシミは、洋服に付くと落とせないイメージですが、
さらに時間がたった場合は、クリーニングに出すしかないのかと焦りますよね。
でも、ボールペン染み抜きは、意外と自宅にあるものでできるので、
使える洗剤や落とし方とやり方を覚えておくといいですね。
もし、洋服の目立つ場所にボールペンがついても焦らず、
日ごろからハンカチやハンドタオルなどを持ち歩いておくと心強いですね。
大切なビジネスシーンで清潔なシャツを着用するためにも、
万が一に備えておくことが大切。
ボールペンのインクをスムーズに落とすことは、
洋服を長持ちさせることにもつながるので、
インク別の染み抜きのやり方や応急措置も、ぜひ参考にしてくださいね。